季節の移り変わりを感じる和菓子 ~鉢の木七冨久~
高崎の食べ物制覇したい、地元大好き『そっか』です!高崎は、がっつりご飯系も美味しいお店は沢山あるのですが、スイーツも魅力的なお店が満載です。今回は老舗の和菓子店「鉢の木七冨久」へ訪問しました。「鉢の木七冨久」は、令和4年11月に叙勲「黄綬褒賞」を受賞している、優れた技術を持つ伝統的な和菓子屋さんです。
店内は落ち着いた雰囲気で、ショーケースに並ぶ色とりどりの和菓子がとても綺麗です。季節に合わせて様々な和菓子を作っているので、訪れるたびに新しい和菓子に出会うことができるそう。私が訪れた時は、あやめ草、ばら、竹の子などが並んでいました。「練り切りって全て同じ餡子の味じゃないのか?」と思う人がいるかも知れませんが、なんと「鉢の木七冨久」の上生菓子は餡子の味がそれぞれ違います。白ザラメを使ったあっさりとした甘さの白餡をベースに、柚子、胡麻、栗などをデザインに合わせて使用して、上品な味わいになっています。他にも、ベリー、ラム酒、ヨーグルトなどを使った季節商品を販売していたこともあるそうです!
取材を受け入れてくださった、女将 石川貴子さんは「和菓子屋さんは敷居が高いように見えてしまうし、食べたことがないと買う機会がなくなってしまうため、色々なお客様に楽しんでもらえるように様々な種類のお菓子を揃えている。和菓子を通じて、季節の移り変わりを感じていただきたい。」とおっしゃっていました。
ということで、せっかくなので、私一人で和菓子をいただくのでは勿体ないと思い、お茶室で高崎ふるさと大使学生サポーターの方と和菓子をお抹茶と一緒にいただくことにしました!私は柚子餡の「季の風」をいただきました。甘いのに柚子でさわやかで、ぷにっとした食感が美味しかったです!抹茶との相性も抜群。
みなさんも、「鉢の木七冨久」の和菓子を見て、食べて、日本の四季を楽しんでみてはいかがでしょうか?