2025年 高崎経済大学国内研修プログラム報告書
本プログラムは、東京三扇会の主催により、高崎経済大学の1・2年生を対象に、2025年2月8日(土)・9日(日)の2日間にわたって開催されました。本年度も、キャリア支援センターの協力のもと、参加募集を行い、多くの学生にとって将来のキャリアを考える貴重な機会となりました。
1日目:キャリアの思考法を学ぶ & グループワーク
初日は東京神田町ワテラスにて開催され、キャリア形成に必要な基本的な思考法を学ぶとともに、グループワークを通じて大学生活の計画を立てました。基調セミナーでは、株式会社ダブルスタンダードの中島正三氏を講師に迎え、「大学から20代のキャリアの思考法」について講義を行いました。
また、「新卒一年目が中島さんに聞いてみた!」と題したパネルディスカッションを実施し、現役社会人の経験談を基に、学生が自身のキャリアについて考えるきっかけを提供しました。その後、学生たちは「大学生活の過ごし方を考えよう」をテーマにグループワークを行い、自らの将来について深く考え、発表を行いました。
懇親会では、同窓生と学生が交流する場を設け、参加者同士の意見交換が活発に行われました。
2日目:実践的な見学ツアー & グループワーク
2日目は、ヤマトホールディングス株式会社の「羽田クロノゲート」を訪問し、最新物流施設の見学を通じて業界の仕組みや働き方、イノベーションについて学びました。
その後、ヤマトホールディングス株式会社の齊藤泰裕氏による基調セミナー「大企業が考える今後の日本とキャリア」が行われ、続いて「企業・産業・未来トーク」と題したパネルディスカッションが開催されました。学生たちは、企業の視点を学びながら、自身のキャリア形成における視野を広げました。
最後に、「大学生活の過ごし方を考えよう Part2」と題したグループワークを実施し、2日間の学びを振り返りながら、各自の行動計画を具体化しました。また、ヤマトホールディングス株式会社の社員様から直々にフィードバックをいただき、実践的な視点を取り入れる機会となりました。
まとめ
本プログラムを通じて、参加した学生たちは、自分の将来について深く考え、「自分軸」を持つためのきっかけを得ることができました。東京三扇会としても、今回のイベントを通じて、学生が卒業までの時間をより有意義に過ごし、それぞれのキャリア形成に役立てることを期待しています。
担当:東京三扇会 小圷(こあくつ)