支部からのお知らせ

国内研修プログラム実施のご報告 ~学生/同窓生~

 徳島榛名会(以下、当会という)では、徳島県(以下、本県という)出身在学生の年末帰省に合わせ、令和6年12月29日~30日に当会主催の国内研修プログラム(学生の就業意欲の向上と同窓生との強力なネットワークを構築)を開催いたしました。

受講生は、本県出身の1年生が2名、さぬき市、いわき市、前橋市出身の1~2年生の3名の計5名、講師・相談員には当会員7名と本県出身在学生の3年生2名が担当、合計14名の参加となりました。

開会に先立ち会長から、「人生は山あり、谷ありです。決して卑屈(カールマルクスの悪徳)にならず、人生を前向きに歩んで欲しい。そして、学生の本分である勉学に励むのみならず、明るく自分の考えを持った魅力のある人間になるよう精進していただきたい。」旨の挨拶がありました。

続いて副会長から、本県採用案内2024に基づき詳細な説明と県庁の業務内容を解説があり、学生の皆さんに採用試験を受験して、入庁して欲しい旨の案内がありました。

その後会長から、「信用創造」や「不正のトライアングル」について講義、配布した阿波銀行募集要項に従い望まれる銀行員像等について説明を行いました。

3年生からは、今まさに求職活動している「希望業種、開始時期、活動状況」等の詳細な説明やアドバイスがありました。

研修終了後5名の受講者から以下の大変頼もしい感想や報告がありました。

A.就職についてあまり深く考えていなかった。

  実際に働いていた先輩の話が聞けて、とても良い機会となった。

B.学生生活での大切なことや、企業の欲しい人材、仕事のリアルな体験談を聞けた。

  これからの学生生活を見直したい。

  また、入学して1年がたち、遊びほうけて将来に対する不安もあったので、今後はコツコツ勉強しつつ明るく自分の考えを持った人柄となるよう自分を磨いてゆきたい。

C.県庁の業務には、私が知らなかった様々な形態があることを認識した。

  私は航空機の関連事業所に就職したいと考えているが、学生時代に必要な資格を取得したい。

  また、就職活動を進めるうえで、採用担当者に何か印象付ける何かを持たないといけないことを認識した。

D.県庁では、男女平等の立場でワークライフバランスのとれた仕事ができることを知った。

  今は結婚を考えていないので、女性が高い役職について責任を伴う仕事ができるということに大きな魅力を感じた。

  また、銀行では信用創造や多様な金融商品があり、入社してからが真の勉強だと聞き、就職しても勉強し続けることが大切だと認識した。

  自分がアピールできるは何なのか発掘し、磨きたい。

  3年生の就活説明は、私も保険業界を目指しており大変参考になった。

  とりわけ、早期選考に積極的に参加し、早めにエンカレ登録のうえメンターと交流するのが良いとアドバイスがあり、将来の参考としたい。

E.公務員試験は、短期間で集中勉強している人が多いとのこと。

  銀行では面接を重視しているが、就職だけが念頭にならないよう、「自分を知る、磨く、何が好き」等の総合力が魅力とのことでありフィトさせたい。

  3年生から、自分の中で話を続けられる何かを持っていることが良い結果に繋がるとのアドバイスをいただいた。

以上が研修内容ですが、当会が参加予定していた本県出身の受講者2名に加えて県外出身者3名の参加もあり、当会員一同「想定外の大変うれしい悲鳴」をあげた2日間でした。

 

担当:尾崎 晴仁