一度は行ってみたい絶景スポット!「鼻高展望花の丘」

今回取材をさせていただいたのは、高崎経済大学から車で約15分の場所にある「鼻高展望花の丘」です。
鼻高展望花の丘は、春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと四季折々の花々が咲き誇る花の名所となっています。
そこで今回は「第24回鼻高展望花の丘コスモス祭り」にお邪魔させていただきました。

コスモス祭りでは、4種40万本のコスモスの他、ヒマワリ、アメジストセジなど様々な種類の花を見ることができます。

また、花の迷路やサツマイモ掘り体験、菜種油絞り体験などのイベントも開催しており、その中で私たちは「花の迷路」を体験してきました。
迷路は想像以上に難しく、大人でも十分楽しむことができました。迷路の中では、花に囲まれるような貴重な体験をすることができます。

花畑の先には直売所があり、そこでは地場産野菜や鼻高展望花の丘の菜の花から搾油された「なたね油」が販売されていました。私たちはそこで、揚げたての「コロッケ」と「芋けんぴ」があったので買ってみました。

コロッケは、とてもホクホクで芋のうまみが感じられました。
芋けんぴは、サツマイモを油で揚げ、砂糖をまぶしたシンプルな味付けでしたが、素材の味が生かされていました。
どちらも100円とは思えない量と味で大満足でした!

一通り花畑を見終わったところで、鼻高展望花の丘を管理している「NPO法人鼻高町をきれいにする会」の理事長である戸塚さんにお話を伺いました。

鼻高展望花の丘という場所が生まれたきっかけは、環境悪化の耕作放棄農地だったそうです。そのため花畑を作り環境を保全するとともに、その活動を外にも発信するために花祭りを開催されているとおっしゃっていました。現在は、花畑から収穫した菜の花の種から「なたね油」を搾油・販売して活動資金としながら、余った油を燃料として利用することで資源を循環させる「菜の花エコプロジェクト」に取り組まれているそうです。また、サツマイモや花の栽培と併せ、育てた作物を学校給食へ提供することで、食育や花育といった教育活動も行っているとのことでした。

今回の取材を通して、高崎が誇る観光地「鼻高展望花の丘」の様々な取り組みを知ることができ、とても勉強になりました。
皆さんも季節を感じに、鼻高展望花の丘に訪れてみてはいかがでしょうか。

「鼻高展望花の丘(観光情報)」 
https://www.city.takasaki.gunma.jp/site/sightseeing/5968.html

記事作成:かさご・きたきつね(地域政策学部地域政策学科2年)