高崎で古墳に登る⁉かみつけの里博物館&保渡田古墳群に行ってみた

 群馬=古墳のイメージは少ないかもしれませんが、実は1万基を超える関東でも指折りの「古墳王国」なのです。(県HPより)
 「古墳王国」を味わうべく、今回は「かみつけの里博物館」および「保渡田古墳群」に行ってきました。



 「かみつけの」とは、群馬県一帯の古代名「上毛野(かみつけの)」を由来としています。博物館内には県内で出土した埴輪や道具、当時の様子を表した模型が展示されており、特に人型埴輪の造形に驚愕しました。武具などの装飾が細かく、男女の違いも表されていました。当時から楽器を演奏する人や力士まで存在していたことを知り、1500年以上前がなんだか身近に感じました。



同施設の向かい側には、「保渡田古墳群」があります。二子山古墳・八幡塚古墳・薬師塚古墳からなる古墳群です。見どころはなんといっても復元された八幡塚古墳。古墳が作られた当時の様子が再現されており、前方後円墳を登る珍しい体験ができます。周りを見渡せるほど高く、当時の人々の建築技術に思いを馳せることができました。また、内部の石棺の様子も見学することができます。



 古墳の横には祭事を再現した埴輪群があり、博物館を見学した後にこちらを見るとより理解が深まると思うのでおすすめです。
 最後に博物館のミュージアムショップのご紹介です。ここでは学芸員さんオリジナルのグッズが多数販売されています。かみつけの里博物館でしか買えない、お土産にぴったりの商品ばかりです。かばんとファイル、シールを購入してきました。

 

気候が穏やかになり、お出かけ日和が続いています。古墳ロマンを味わいに行ってみてはいかがでしょう!

写真提供:かみつけの里博物館*本記事における画像の無断転載は禁止されています。

 

【取材先情報】
かみつけの里博物館
〒370-3534
群馬県高崎市井出町1514
https://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/90/
◎今後の館内スケジュール
企画展「わくわく!はにわ体験‘24」 2024年5月25日~9月1日

 

記事作成:オオスミウム(経済学部経済学科3年)